免疫アップのヒント②
腸内細菌が、脳や免疫に影響を与えているということは広く知られるようになりました。
ただ、外出自粛要請下では、食生活が乱れたり、運動不足になりがちで、
腸の働きも鈍くなってきます。
食べ過ぎはもちろんよくありませんが、普段通りに食べても多すぎるかもしれません。
量はいいとしても、栄養が偏ったり、お酒や糖分の多い飲み物が多くなったりするのも
からだには悪影響です。
ということで、
こんな時に大事になる食べ方!!
免疫力向上にも一役!!
①1食の量を少し減らす、または、お腹が空かなければ3食食べなくてもいい
②間食はやめる(ジュースや缶コーヒー、ジャンクフードは特に!)
※この2つは、食べられない人にとっては逆ですのでご注意を。
そんな方は、1食を少しずつ量を増やすか、食べる回数を増やす、
または間食を積極的に取り入れるとよいでしょう。
③食べるものの内容を変える
・水分をしっかり摂る
(ノンカフェイン、ノンアルコール、糖分が少ないものを多めに摂る)
・食物繊維が豊富なものを摂る
(野菜、果物、豆類など)
・良質なたんぱく質を撮る
(牛豚より鶏肉、肉より魚、小魚などで)
・脂質も適度に摂取する
(飽和脂肪酸に注意。バターやサラダ油などではなくオリーブ油など)
・できるだけ自然のもの、近くで採れるものを摂るように心がける
④こんなときだから、断食してみる
腸内環境を整えるには、一度リセットしてみるのが効果的です。
半日断食や1日断食などは、無理なく取り組めます。
方法はいろいろありますので、やってみたい方は専門家に聞いてみましょう。
フラワーエッセンスの祖、エドワード・バッチ博士は、1920年代に
腸内細菌から慢性病のための7種のワクチンを同定した細菌学者でもありました。
今の腸内フローラ研究の祖でもあるわけです。
彼が書き残したものに、以下の文章があります。
内側を正常にするのは食事によります。
自然の果物、野菜、ナッツ類を中心に、すべて清潔で健康に良く、
できるだけ新鮮なものを選ぶべきです。
動物の肉は確かに避けるべきです。
なぜなら、第一に、体内に物理的な毒素を発生させるからです。
第二に、食欲を刺激して異常なほど過度に増進させるからです。
そして第三に、動物界に対して残酷な行為をせざるを得なくなるからです。
そして、身体を浄化するため、多量の水分を取らなければなりませんが、
水や自然のワインや、「大自然」の貯蔵庫にあるものから直接作られた製品をとり、
より人工的な蒸留した飲料は避けるべきです。
エドワード・バッチ『なんじ自身を癒せ』第7章 P.55 (1930)
現代の知恵としては、こちらもご参考に。
厚生労働省 e-ヘルスネット「腸内細菌と健康」
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