「『エドワード・バッチ 魂の植物』を読む会」というのを、
やっています。
気がつけば第1回は2011年10月でしたから、思えばこんなに長く
続けていることはこれだけかしら?と我ながら驚きます。
この本は、1995年にドイツで出版されました。
ドイツでバッチフラワーレメディの普及に長く努めたメヒトヒルト・シェファー女史と、
ドイツのアルゴイに住む文化人智学者で民俗植物学者のヴォルフ=ディーター・
シュトルル博士の共著で、バッチフラワーレメディの秘密を、
神話、伝承民話や植物学、生物学、アントロポゾフィーなどの学術的考察まで
幅広く駆使して解明しようという、意欲的作品です。
日本では、2000年代の頭に翻訳の話が持ち上がりながら、何度も延期を
繰り返し、ようやく出版されたのが2008年でした。
ドイツの在住経験もあり、ドイツを中心としたヨーロッパのアロマセラピーに
詳しいヴィーゼの手塚千史先生が、翻訳をされましたが、先生がこの本を
入手されたツアーに同行できたご縁で、京ヶ島も、当時一部お手伝いを
させていただきました。
この度、また重版が決定され、まもなく発売されると思いますが、
3刷のタイミングと今回と2回、この「読む会」で確認された修正点や、
こういう表現の方がわかりやすい、という提案が、数多く反映されています。
このような一見難しそうな専門書が、重版される、というのは、
こうした会に参加して下さるみなさんと、まだお会いしていない日本中の
読み手のみなさんの意欲あってこそなのだな、と、うれしい思いです。
今日は初のZoom開催で、なんと三重、大阪、兵庫からも参加いただき、
総勢17名。
毎回違う参加の方の顔ぶれで、話の転がり方も面白く、
まだまだずっと続けていく必要があるな、とまた意を強くした次第。
好奇心は、知識のもとだけど、実は元気の源なのです。
興味を持ってくださった方は、ぜひこの、
好奇心を共有する読書会に、ご参加くださいね。
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