昨年2020年、コロナパンデミックの最中、7月の半ばに、転倒による脱臼骨折、その後の後遺症リハビリを経験しました。半年はかかる、と各方面から言われたとおり、どうにか普通に見えるようになったのが半年後、2021年1月に入ってから。
結果的に、自分が植物療法を知っていたことが、快方に向かうための大きな助けになったことは間違いありません。
あれから7か月半、細かい部分を除けば全快と言われるくらいになって来ましたが、このことで学んだことも多く、一部始終を記録しておきたいと思います。時系列で、気長に、でも忘れないうちに。
その日の私
事は、7月18日土曜日20:50、閉店間際のスーパーで起こりました。
その日は、昼2時間半のオンライン講座を自宅から配信して、それを終えると片付けもそこそこに、鎌倉駅近くの友人たちが待つ魚のおいしい居酒屋さんに向かいました。コロナも一段落、ソーシャルディスタンスを守りつつ久しぶりにー、ということで、九州からの出張の友人や地元でもずっと会えていない人たちを30分待たせており、既に気持ちが急いていました。
本来合流前に寄ろうと思ったのですが、暑くて生鮮食品は持ち歩きが嫌だと思ったこともあり、飲み会が終わってから買い物をするつもりでした。しかし楽しいおかげで会は終わらず、合間に抜け出してスーパーに行ったのが運のツキ。
(ちなみに、飲んではいましたが、酔ってはいない状況です!)
左手にこの夏新調したかわいいカゴ、右手にスーパーのカゴをもち、小走りに買いたいものをテキパキとカゴに放り込み、と思っていたのは自分だけ。
欲しいものをカゴに収め、レジに急ぐ私に、キレイに磨かれたスーパーの床は、スニーカーの爪先を滑る事なくしっかりとらえ、気持ちと体だけが、前のめり。
カゴを両手に握った私は手をつくことなく、自分の体重をしっかり右肩で受け止めました。
この数十分後に起こることも知らずご満悦の笑顔@鎌倉(当日の友人FBより)
店頭で転倒、とか言ってる場合じゃない
その衝撃と、その後襲った痛み・・・。
生まれて初めて、痛くて立ち上がれない状態に。
何しろ閉店間際、お客様ひとりいない肉と魚の冷蔵ケースの間に横たわった私に声をかけるひとはいず、結局その場に数分倒れているのみ。
パート終わりの店員さんも、タイムカード押さなきゃいけないのか、大丈夫ですかー、と行き過ぎる。(今思うと腹立たしいのですが、いまだにそのスーパーは品揃えが好みで便利なため。使っています・・・)
それから這うように、いや実際はしっかり立ち上がって自分の足でエスカレーターを折りてレジで会計して・・・(もちろんサッカーも自分ですわ)。
皆の待つ店に戻ったときには力尽き、自分で会計できない状態になり、友人に財布を取り出して支払ってもらう始末。家族に車で迎えに来てもらう連絡までしてもらい、痛い痛いーーーー、と言い続け、家に搬送されました。
な、土曜の夜。
一度帰宅して、治療できるように着替え(実はあまりよく覚えていない)、そこから家族の運転で自家用車で救急診療に向かいました。恐らく夜の10時過ぎでした。全ての始まりはここから。(続く)
今日の教訓
●手持ち荷物は片手に。両手にあると、とっさの時に手をつけない。
●痛みは大怪我のサイン、とにかくすぐ病院へ直行すべし。
●身体は心のままに動かない。体も昔のように機敏ではない。チグハグさは焦るとさらにかけちがう。
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