大した怪我ではありませんでした。
入院したわけでも、生活が大きく変わったわけでもありません。
固定3週間。
片手生活3か月。
大まかに普通の生活に戻れたのが半年後。
とはいえ結局、ほんとうに不自由がなくなった思えたのは、1年後くらいです。
時間はかかりましたが、振り返ってみて失ったことは少なく、得たものが大きかったように思います。
バッチフラワーレメディやアロマセラピー、そしてホリスティック医療などを学んで来たおかげで、治癒のプロセスを客観的に捉えて、自分で納得できる治療ができたことは、恐らく治りを早め、無理なく自然な形の治癒をもたらしてくれたと思います。
そして、いかに生活というものが、家族や友人や、有為の専門家の方たちに支えられているか。
これを”骨身に沁みて”知ることができました。
コロナでちょうど外出を控えて、オンラインツールを介したコミュニケーションの時期であったことも、タイミング的に不幸中の幸いであったと思います。
自然療法の講座はもちろん、大学の授業もオンラインなので、怪我をしていることを知られずに普通に授業することができましたし、混んだ電車に乗らなくてよかったことも、怪我人にとっては幸いしました。
痛みはいつか薄れ、普通に動く右手右腕は、いつ怪我をしたのかさえおぼろげな記憶にしてしまいます。
でも、少しでもこうして書き残すことで、またいつか思い出す必要ができたときにここに立ち返ることができると思います。
多くの方からご心配いただき、またお世話になったことだけは忘れずにいたいと思います。
またこれを糧として、これからも花と香りのセラピストとして多くの方の心とからだを支えて参ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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