フラワーレメディを飲むこと
去年もさまざまなレメディ体験を見てきました。
クライアントの皆さんはもちろん、友人や、自分自身にも、使っている中での、新しい発見も数知れず。
最近は、講座では、ひとつのレメディ、ひとつの植物に焦点を当てて、しっかりじっくり検討するものが多いので、これまで見過ごしてきた点に改めて気づかされることも多いものです。
そのため、レメディを研究するときに、それを飲んでみるようにもなりました。
何も感じなければそれで、もしかして少しでも変化を感じたら儲けもの。
経験こそ、レメディを使っていく上で、一番大事だったりします。
気づいても、気づかなくても、飲んでみることが、第一歩。
ラーチを飲んでみた
2023年11月の「活用からとらえる植物の力~ハーブ・アロマ・バッチ」(トトラボ主催・村上志緒さんとダブル講師)のテーマ植物は、ラーチ。
バッチフラワーレメディでは、キーワードとしては「自信のなさ、劣等感」という比較的わかりやすい感情で、知る人、使う人も多いレメディのひとつです。
ラーチの状態とは、この言葉面から考える、単にできそうもないな、ということ以上に、「できないからやってみようとしない」「最初からできないことを想定して着手するので失敗する」という、深い意味があるので、よくよくそこを捉えて使ってみることで、新しい一歩が開けたりします。
講座で受講生の方とディスカッションをしている中で、「大人になると、年を取ると、自分ができないことはほぼわかってくるから、最初からできないことに手をだすことはない」という話が出てきました。
割と当たり前のことだし、それが年を重ねての知恵であるともいえるので、年齢が上になると、ラーチを飲むことも少なくなる、という意見もありました。
しかし。
本当にそうなんでしょうか?
できないことを無理、と決めつけているのがラーチの状態であるとしたら。
やってみたらできるかもしれないことを、最初から手を付けないのが、ラーチのネガティブな状況です。
なので、私、飲んでみました!
何ができるようになった、ということではないのですが、
苦手と思っていたことに、不思議とやってみたい思いがふつふつと湧いて来たのです。
やってみてもいないことに、「できない」とレッテルを貼ってはダメ。
いつもクライアントさんにラーチを勧めているときに言っている言葉は、自分に向けてのものだったのです。
まずやってみよう、ラーチ元年
自分で自分を規定して、枠の中に押し込めているのは、自分自身なのかもしれません。
そんなとき、ラーチのレメディの力を借りると、全能感とは言いませんが、「いいからまず興味が赴くままに、足を踏み出し、手を出してみよう」という思いが、きっと湧き出てくることでしょう。
今年は少し、思い込みや苦手意識を脇に置いて、自分の領域を広げてみませんか?
冬に落葉しても、また次の季節に芽を出し葉を広げるラーチに思いを託して。
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