年末は、まだまだ動きが悪い右腕、右手のおかげでただでさえ滞る家事が、大掃除も満足にできないまま。
年越しも、コロナ禍では世の中全体も盛り上がることもないので、さほど出遅れ感もなく、新年を迎えました。
怪我から半年、腕が上がるようになった!
冬寒いけれど朝起きて布団から腕を出して伸びをする。
腕が上に上がらない状態ながら、できるだけまっすぐ上がるよう努力の日々が続き、年が明け1月に入って少ししたころ。
あれ?割と上がる?
寝そべってだと、床の支えもあって、ゆっくり動かすと可動域が広がっているみたい。
前より動きがいい?!
スイスイとは行きませんが、相当に肩の回り具合が良くなったことに気づきました。
3週間
3か月
そして半年
時間経過の区切りというものは、怪我の治癒にも働くようです。
怪我からもう早半年を迎えようという頃でした。
トレーニング再開
60の声が近づくとともに、運動嫌いで動くことそのものを拒否してきた自分に、さすがに心配になり、パーソナルトレーニングに通い始めたのが5年前。
片瀬江ノ島に個人指導のジム「NALU Training Studio」を開業したばかりのパーソナルトレーナー、道上香織先生が、私も参加する鎌倉湘南女性事業者の会「かまフル」に入会して来られ、こんな先生なら動きの鈍い私の”こっぱずかしさ”を見せてもいいわ、と、ついに重い腰を上げたのでした。
体幹はないに等しく、ちょっとした段差でもコケたり、昔柔らかかったはずのからだもカチコチ。
多いときは毎週、慣れてきてからも隔週くらい通いつめ、なんとなく”カラダいい感じ”であったことは間違いありませんでした。
しかーし!調子に乗り始めたところでの転倒・骨折は、振り出しに戻るどころではなく、この年では致命傷にもなりかねませんでした。
動かないともっとだめになる・・・。焦りもあり、でも動けないのは事実。
ようやく再開できたのは、怪我から7か月目の2月の末のことでした。
寒い冬でしたが、先生が暖かく迎えてくれました。
鍛えるのではなく、調整のためのトレーニング
最初はゆっくりから。
からだの状態をしっかり見ていただきます。
まず、やせたし・・・、もともとない筋肉は明らかに落ちてるし。
左右アンバランスがひどくなっているし。
同じ動きはできないけれど、できるだけ左右差を調整することも大事な目的となりました。
さて、怪我上がりの私、トレーニングスタジオに行ったからと言って、バリバリ運動するわけではありません。
可能な動きを確認して、それを増やしていってから、負荷をかけるのは、もっとずっと先。
再開から半年は、ほぼ緩やかな動きや、先生から施術していただく感じでしたが、ジムに通えるうれしさこそが、怪我からの復活に大きな糧となりました。
ここから、月一マッサージ、月二・隔週トレーニング、のペースで、治療からメンテナンスモードに変化しました。
多くのプロフェッショナルが近くにいて下さったことが、私の治癒を早めたことは間違いありません。
今日の教訓
●動かないものは動かないけれど、動かさないといつまでも動かない
●軸とバランス、体はこれで動いている
●生活のリズムが整えばそれが復帰のサイン
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